佐久間涼子先生のインストラクションで自分では行けない領域へ
8月のハートヨガウィークがお盆に入る前の週に、
オハナスマイル祐天寺店で行われていました。
ハートヨガウィークは1ヶ月に5日間、朝ヨガをするという、
お蔭様で毎月定員になる人気の講座です。
初日は月曜日で、最終日は金曜日です。
佐久間涼子先生が組むアーサナのプログラムは、
1日分、75分のクラスの流れもしっかりと作り込まれているのですが、
5日間の流れでも、本当に流れるようなスムースな曲線を描いています。
例えば、月曜日は眠っている身体を目覚めさせるように
シンプルな動きを組み合わせて、覚醒させていく。
木曜日はスムースにに動くようになってきた身体を、
更に進化させてくれる。
自分自身では行けない領域に連れていってくれます。
その流れは参加する人の体力によっても変わるし、
季節によっても変わる。
今月は真夏の暑さの中でも心地よく、無理し過ぎず、
やり切れるように組まれたプログラムでした。
涼子先生がリードする洞察力と経験値から出来上がるプログラムを
優しさに溢れたクラスの中で、私たちは安心して行う。
私は本当にまっさらに、何も考えずにただひたすらヨガだけを行うという、
貴重な時間に何度も出くわしました。
このアーサナができるとか、できないとか、
今日は身体が硬いとかそんな事を感じずに、思うこともしないで
ただただ身体を動かしていました。
汗が流れても関係ない。タオルで拭おうとも思わない。
涼子先生のインストラクションにただ身体が従うだけ。
それ以外の事に意識が全くいかない。そんな時間でした。
そして、そんな暑く、濃密な時間を過ごした後の
シャバーサナの時間に、身体や顔をつたう風の心地よさは、
何にも変えられないご褒美でした。
涼子先生のインストラクションで普段は行けないところに踏み込んだ人だけが
味わえる至福の時間でした。
クラスが終わると、太陽の日差しはもうギラギラと、
祐天寺の街を容赦なく照らしていました。
朝ヨガをやった人たちはその真夏の陽射しの暑さに負けずに、
むしろ、その陽射しの煌きを味方につけてでかけていきます。
朝ヨガをして、真夏の太陽よりも輝いている参加者の皆さんが
それぞれの1日を始める皆さんの後ろ姿を見送るのが大好きです。