こんにちは、まるこです。
ヨガ業界で働きだしてかれこれ軽く1年が経とうとしているのに、私には分からないことだらけ?!
じゃあ、とことん調べてやろう!ということで。まるこの「そこ知り!」スタートです。
スタジオの棚のホコリをぱふぱふしていて気になるものをみつけました。
スタジオにて販売中のティンシャ
¥5400~8640(税込)
東京ヨガウェア2.0でもご注文いただけます。
ティンシャの表面に施された柄、どんな意味があるんだろう?!
私は、気になってしまうととことん調べたくなる性格なのでどうぞお付き合いください。
チベット仏教において特に大事な8つの宝を示し、チベット文化圏に住む全ての人が好む、非常に縁起の良い紋様とされています。
①宝傘(ドゥク/チャトラ)
全ての悪・危害から護ってくれる力の象徴。この世に平安をもたらす傘。②金の魚(セルニャ/マツヤグマ)
束縛や悩みから解放してくれる二匹の黄金の魚。自由の象徴とされています。
③宝瓶(ブムパ/プルナガータ)
繁栄と不老不死をもたらすアムリタ(甘露)の入った瓶。仏の教えを守ることでその甘露を得る事が出来るとされています。
④蓮華(ペマ/パドマ)
清浄・無垢を象徴し、それ自体が慈悲の心を表します。蓮の華は泥の中から美しい花を咲かせますが、その美しい華は菩薩の慈悲の心を表しています。
※どうみても蓮の花に見えない?チベットは標高が高いので蓮華が育たないため、想像で描かれたと言われています。
⑤法螺貝(トゥン/シャンカ)
右巻きの白い法螺貝。その音色は仏の教えを世界中に広め、真理を伝えるとされています。
⑥吉祥の紐(ペルベウ/スワティカ)
途切れることなく永遠に続く吉祥の紐は無限の慈悲を持つ仏の教えを表し、全体の調和を意味します。
⑦宝幢(ギェルツェン/タムガ)
煩悩や迷いを退治する勝利の旗。全ての物から仏法を護る力を持っています。
⑧法輪(コルロ/ダルマチャクラ)
仏法を回転させ世界中に広める輪。この法輪は菩提心の象徴とされています。
※()内は、チベット語/サンスクリット語です。
チベットでは、のれんや食器によく描かれています。
ティンシャに描かれると、音とともに幸運が運ばれると言われています。
最後になりましたが、熊本・大分で地震に遭われたみなさま謹んでお見舞い申し上げます。
みなさまの無事と一日でも早い復旧をお祈りしています。
八吉祥紋のティンシャの音にのせて。
Om shanti Om.