こんにちは、ひぐっちゃんです。
今月、警視庁警備部災害対策課が公式ツイッターで、プロテインを日常備蓄品として、おすすめしていたのをご存知でしょうか?
プロテインは直訳でタンパク質ですが、ここではサプリメントとしてのプロテイン飲料を指しています。みなさんも、飲んだことがあったり、見たり聞いたりしたことはあるのではないでしょうか?
プロテインの用途は、スポーツ選手やボディビルダーの体づくり、ダイエット目的など、さまざま。最近では通信販売やスポーツジムだけでなく、ドラッグストアやコンビニなど、身近な場所で手に入るようになりました。
しかし、よく見るとプロテインにも種類があることに気が付きます。ソイプロテイン、ホエイプロテイン、カゼインプロテイン…これらの違いとは一体何なのでしょうか?
そして、気になるのは味!最近のプロテインは美味しいと聞くけれど、本当なのでしょうか?
今回は、警視庁警備部災害対策課も日常備蓄品として注目しているプロテインについて解説していきたいと思います。
プロテインの歴史
プロテイン(タンパク質)とは、アミノ酸によって校正されている三大栄養素の一つです。体を動かすエネルギー源であり、筋肉・髪・肌などの素でもあります。肉、魚、卵白、大豆に多く含まれる栄養素です。
物質としてのプロテイン(タンパク質)は、1983年にオランダの化学者、ヨハンネス・ムルデル氏が名づけました。そして、1950年代や60年代になると、アスリートが積極的に良質なタンパク質を摂取するようになりました。
技術が発達し、1980年代ごろからタンパク質を粉末で摂取する時代がやってきました。この時代のプロテインはあまり美味しくなかったと言われています。しかし、さらに技術が発達し、現在は問題なくごくごく飲める、美味しいプロテインが増えてきています。
プロテインの種類
プロテインには、ソイプロテイン、ホエイプロテイン、カゼインプロテインなどがあります。ソイは大豆なので植物性のプロテイン、ホエイとガゼインは牛乳を主成分とする動物性のプロテインです。
ソイプロテインとカゼインプロテインは体への吸収速度が遅く、満腹感が持続します。ダイエット用として販売されているプロテインがソイプロテインなのも、うなずけますね。
ソイプロテインとカゼインプロテインはホエイプロテインと比較して、若干溶けにくく、ダマになりやすいです。とはいえ、メーカーさんの企業努力によって溶けやすく改良されているものもあるので、色々な種類を試してみると良いでしょう。
ホエイプロテインは吸収が早いため、運動で使った筋肉の回復を促すために、運動直後に摂取すると良いと言われています。また、ホエイプロテインには2種類の製法、WPC(WHey Protein Concentrate)とWPI(Whey Protein Isolate)があるのが特徴です。
WPIは、WPC製法で作られたタンパク質をさらにイオン交換して作り、タンパク質以外の成分をほぼ除去しています。そのため、乳製品を飲むとお腹の不調になりやすい方(乳糖不耐症の方)は、WPIの方が良いと言われています。
プロテインの選び方とオススメのプロテイン
まずは、体質に合った主成分と製法のプロテインを選び、その中から好きな味を選ぶと良いと私は思います。
ボディメイクなど用途がはっきりしている方は、さらに細かくマクロを比較し、自身の食生活に合ったタンパク質量、糖質量、脂質量のものを選ぶと良いでしょう。
私のオススメは、Optimum Nutrition(オプティマムニュートリション)というメーカーの100%ホエイ・ゴールドスタンダードです。Optimum NutritionはWPCのプロテインだけでも20種類ほどあります。その中でも、ダブルリッチチョコレートは甘さ控えめのココア味で飲みやすいです。さらに、1食当たり120kcalでタンパク質24g摂取できるので、マクロ的にも優秀です。※サラダチキン1食でタンパク質20-25gです。
また、BSNのSyntha-6(シンサシックス)も味の種類が豊富で美味しいと評判です。しかし、ゴールドスタンダードと比較すると1食当たりのカロリーは高めの200kcalです(そもそも1食の分量がシンサシックスの方が少し多いです)。私は、ここのストロベリーミルクシェイク味がいちご牛乳みたいで好きです。
いざという時の備えのために、日々の栄養補給のために、ご自身に合ったプロテインを生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?
※プロテインはあくまでサプリメント(栄養補助)です。普段のタンパク質の摂取は、なるべく食事からするように心掛けましょう!