2022年4月｜レギュラークラステーマ「浄化」

今年も、桜の季節がやって来ましたね。

桜を美しいと愛でる日本人の心。
そこに、なんとも言えない風情を感じます。

と、同時に春は。。

そうです　”花粉症” ですね！！
お悩みの方も、多くいらっしゃるかと思います。

4月のクラステーマは「浄化」

花粉症と自律神経や免疫力の関係について、
クローズアップしてみようと思います。
ヨガをすることで、花粉症改善の可能性が！？
あるかもしれません♪

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自律神経とは？
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自律神経とは、体全身に張り巡らされた神経で、
緊張し興奮すると働く「交感神経」と、
リラックスしていると働く「副交感神経」から成ります。
両者のバランスがうまく取れていると、健康的に作用するのですが、
どちらかが過剰に働くと、身体の不調となって表れてきます。

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交感神経と副交感神経
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【交感神経】
心拍数を増やし、心臓の収縮力を高め、呼吸がしやすくなるよう気道を拡張します。
これにより、蓄えられたエネルギーが体から放出され、筋肉に大きな力が入るようになります。
また、この神経系は手のひらの発汗、瞳孔の散大、体毛の逆立ちなども引き起こします。
その一方で、緊急時にあまり重要でない機能（消化や排尿など）を鈍らせます。

【副交感神経】
エネルギーを温存し、体を回復させる役割があります。
心拍数を減らし、血圧を低下させます。
また、消化管を刺激して、食べ物の消化や不要物の排泄を促します。
食べ物から吸収されたエネルギーは、組織の修復や形成に利用されます。

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花粉症との関係
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花粉症の症状の一つである鼻づまりは、副交感神経が優位になることで起こりますが、
ヨガは、この自律神経のバランスを整える効果があると言われています。
また深い鼻呼吸により、鼻の血流も刺激され、鼻詰まりの緩和・解消が期待できます。
ただし、あくまで一時的な症状緩和なので、継続的に取り組むことが重要です。
ヨガの呼吸法は鼻呼吸のため、花粉をダイレクトに吸いこみにくいという点も、メリットですね♪

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そもそも花粉症はどうして起こるの？
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花粉症は、体が花粉を外敵・異物ととらえ、過剰に反応してしまう為に起こります。
私たちの体には異物が体内に侵入してきた際、その異物を体外に排出しようとする働きが備わっています。
くしゃみや鼻水、涙など(＝アレルギー反応)は、その働きによるものです。
そしてアレルギー反応が出る人＝この作用が過剰に起こっているという事です。
また異物となる花粉が体内に侵入した時、それを排除しようとする仕組みを「免疫機能」と呼んでいますが、
睡眠不足、高たんぱくな食生活、ストレスなどによる自律神経の崩れなどが、
免疫力の低下を促し、ホルモンバランスを崩し、花粉症の症状を悪化させます。
花粉症の症状悪化の原因は「免疫機能」のバランスが崩れてしまうことなのです。

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免疫力を高める
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花粉症を改善するには、花粉に対抗できる免疫を付けることが大切です。
ヨガの呼吸法は、ひとつの重要なポイントで、
深い呼吸を意識しヨガを行うことで、内臓をほぐしたり
血行を促したりすることができ、全身の細胞が活性化するため、免疫力アップにつながります。
また適度な運動が、体力や免疫力を高め、花粉症対策に効果的であると言われています。

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内側からも体を浄化し、心地よい春を過せますように✨
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花粉症のメカニズムを改めて踏まえてみれば、免疫力を高め、自律神経を整えるヨガは、
花粉症の予防・対策に、効果が期待できるのですね。

そして。
やはり、基本を疎かにしないこと。

『朝昼晩の良質な食事を楽しみ、適度な運動をし、良質な睡眠を取る』

仕事や趣味、精神が忙しい時こそ、なるべく身体が悲鳴を上げる前に、
自分自身に耳を傾けられる心の余裕や観察力を身に付けていく為にも、ヨガはやっぱりオススメです♪

ぜひスタジオへ足を運び、
先生と生徒さんと同じ空間でこそ得られる、味わい深いヨガを。

マットの上でお会いしましょう♪

4月12日(火) 19：15-20：30　

卯月「清明（せいめい）」

すべてのものが清らかで生き生きしているという意味の “清浄明潔（しょうじょうめいけつ）”。その季語を略した清明は、二十四節気で五番目の節気です。春風が吹いて暖かくなり、桜など草木の花が咲き誇り、清々しさや明るさを感じる再生の季節。万物が若返り、取り巻く空気に軽やかさや爽やかさが増していくように、心も体もゆったりと開いて、自然そのものである自分の生命エネルギー（プラーナ）を存分に味わいましょう。